高気密高断熱の家とはどんな家?メリットやデメリットなども解説

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高気密高断熱の家とはどんな家?メリットやデメリットなども解説
引用元:PhotoAC

注文住宅を建てる際、高気密高断熱の家を検討する方は多いのではないでしょうか?高性能のイメージはあるけれど、実際にどんなメリットやデメリットがあるのかわからない方も少なくありません。

高気密高断熱の家を建てる場合、メリットだけでなくデメリットや注意点も十分に理解しておく必要があります。そこで、今回の記事では高気密高断熱の家について詳しく解説します。

注文住宅を建てたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次

高気密高断熱の家とは

様々な住宅が描かれたパネル

引用元:PhotoAC

高気密とは「建物内部と外部の空気の流れを制限する性能が高いこと」を意味し、高気密住宅は「壁の内側や床下に断熱材や防湿シートなどを使用した住宅」のことです。

次に、高断熱は「建物が熱を逃がさず、外気温からの影響を抑える性能が高いこと」を意味し、高断熱住宅は「外壁や床下、天井裏などに断熱材を入れて、断熱効果を高めた住宅」のことです。

高気密と高断熱を組み合わせることにより、室内の温度を一定に保つことができ、エネルギー効率の高い暮らしが実現するのです。

高気密高断熱の家のメリット・デメリット

ピンチに吊るされたメリットとデメリット

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それでは、高気密高断熱の家にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?高気密高断熱の家の購入を検討している場合、メリットとデメリットの両方を把握しておきましょう。

高気密高断熱の家のメリット

まずは、高気密高断熱の家の主なメリットからご紹介します。

1つは、一年中快適に過ごせることです。高気密高断熱の家は外部の温度変化の影響を受けにくいため、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を維持できます。

2つめは、ヒートショックを予防できることです。ヒートショックとは、寒暖差による急激な血圧の変動が原因で起こる健康被害のことを指します。

高気密高断熱の家は部屋ごとの温度差が少ないため、ヒートショックのリスクを軽減できます。特に、浴室やトイレでの事故予防に効果的です。

3つめは、冷暖房の費用を節約できることです。高気密高断熱の家は名前の通り断熱性能が高いため、冷暖房効率が向上し、エネルギー消費を抑えることができます。その結果光熱費の削減につながり、長期的に見れば経済的なメリットも大きいでしょう。

高気密高断熱の家のデメリット

次は、高気密高断熱の家のデメリットを3つご紹介します。

1つめは、空気がこもりやすいことです。高気密であるがゆえに自然の通気が少なくなり、室内の空気がこもりやすくなることがあります。そのため、適切な換気システムを導入することが重要です。

2つめは、結露やカビが発生するリスクがあることです。高気密高断熱の家でも湿度管理が不十分だと、結露が発生することがあります。

結露が続くとカビの発生リスクも高まり、住環境が悪化する可能性があります。結露やカビを防ぐには、施工時に壁面や床下に防湿層や通気層を設置しなければいけません。

3つめは、建設費が高くなりやすいことです。高気密高断熱の家を建てるためには、高性能の断熱材や窓、建築技術が必要です。その分、初期費用が高くなることがあります。

高気密高断熱の家を建てる際の注意点

注意事項の文字を虫眼鏡で拡大

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高気密高断熱の家にする場合、気を付けたいことがあります。主な注意点は、3つです。

換気システムを導入する

高気密の住宅では、計画的な換気システムが欠かせません。室内の空気がこもると資材の化学物質やハウスダストなどが室内に留まり、シックハウス症候群の発症リスクが高くなる恐れがあります。

機械換気や全熱交換型換気システムを採用して、新鮮な空気を取り入れましょう。

間取りを工夫する

高気密高断熱の家では、間取りを工夫しなくてはいけません。外からの音は防ぎやすい反面、家の中での音は反響しやすいのが、高気密高断熱の家の特徴です。吹き抜けやロフト、中二階などを作るときは、十分に検討しましょう。

おすすめの間取りは、玄関に入ったらリビングという間取りです。冷たい外気が室内に入りにくいので、玄関を開けたときに入る冷気もすぐに馴染むでしょう。屋根裏部屋も、作業スペースや隠れ家としておすすめです。

高性能の窓を選ぶ

窓は、住宅の中で熱が出入りしやすい部分です。そのため、断熱性能の高い窓を選ぶことが重要です。断熱効果をさらに高めたい場合、二重ガラスやトリプルガラス、Low-Eガラスなどの高性能窓を選ぶとよいでしょう。

高気密高断熱の家は、快適でエネルギー効率の高い暮らしを提供する一方で、適切な設計や設備が求められる住宅です。この記事を参考に、自分たちのライフスタイルに合った家づくりを検討してみてください。

高気密高断熱の家についてご覧になっている方は、こちらの記事も読んでいます。もしよければご覧ください。
木造住宅にはどんなメリットがある?向いてる人の特徴とは

高気密高断熱でおすすめの住宅メーカー

マルビシが手がけた住まいの内観

引用元:マルビシ公式サイト

ここまで、高気密高断熱の家についてご紹介してきました。最後に、注文住宅を建てたい方に向けて、当メディア注目エリアの横浜市でおすすめの住宅メーカーをご紹介します。

1.株式会社マルビシ

マルビシが手がけた住まいの内観

引用元:株式会社マルビシ公式HP

会社名株式会社マルビシ
本社所在地〒226-0026
神奈川県横浜市緑区長津田町2996番地
電話番号045-981-4501
設立1972年11月
対応可能エリア横浜市を中心とした神奈川県、東京都
公式サイトURLhttps://www.marubishi-2×4.co.jp/

株式会社マルビシは1972年に創立した工務店で、2×4住宅を専門に9,000棟以上の注文住宅を手掛けてきました。大手ハウスメーカーの施工会社としての歴史が長く、工務店価格で大手メーカーに劣らない品質の注文住宅が手に入ります。

デザイン性に優れた注文住宅を適正な価格で提供することを強みとしており、スタッフの質も高いと好評です。顧客の意見を取り入れてこだわりを実現することも得意です。

デザインや性能にこだわりたいけど予算も抑えたい方、理想の注文住宅を建てたい方を探している方にとって、株式会社マルビシは理想的な選択肢となるでしょう。

もっと詳しく株式会社マルビシについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
マルビシの口コミ・評判は?坪単価や施工の特徴まで紹介

株式会社マルビシの注文住宅をおすすめしたい人

特に、下記のようなニーズや考えで注文住宅を建てたい方には非常におすすめだと言えるでしょう。

  • 施工技術やデザインにこだわりたい人
  • 迅速な対応を求める人
  • 高いコストパフォーマンスを希望する人
  • 高性能住宅を建てたい人
  • 高気密高断熱の家を建てたい人

株式会社マルビシの注文住宅が気になった方は、ぜひ一度公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
【クリック】株式会社マルビシの公式サイトを覗いてみる

2.株式会社ecomo

株式会社ecomoの手がけた住まいの内観

引用元:株式会社ecomo

会社名株式会社ecomo
本社所在地〒251-0057
神奈川県藤沢市城南4-1-9
電話番号0120-757-355
設立1997年10月
対応可能エリア神奈川県・東京都全域
公式サイトURLhttps://www.ecomo-life.com

株式会社ecomoは、木材や石、土などの自然素材を活用した環境配慮型の家づくりで知られる工務店です。

高気密・高断熱設計により、冬は暖かく、夏は涼しい室内環境を実現。設計士全員が自然の力を活かした「パッシブデザイン」の技術を取得しているため、神奈川県の気候の特徴を考慮して設計できるのは大きな強みと言えるでしょう。デザイン設計士は見積もりのご提案から土地探しまでお手伝い、コーディネーターは照明や家具などのインテリアをトータル的にご提案します。

初回からオンラインでの打ち合わせが可能です。間取りの打ち合わせは3Dで行うため、イメージ通りの家づくりができます。

もっと詳しく株式会社ecomoについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
株式会社ecomoの口コミ・評判は?坪単価や施工の特徴まで紹介

まとめ

白を基調としたインテリアイメージ

引用元:PhotoAC

高気密高断熱の住宅は室内の温度を一定に保つため、1年中快適に過ごすことができます。しかし、建築を検討する際は、結露や換気システム、間取りなどについても十分に検討する必要があります。

また、一般的な住宅よりも建築費が高額になりやすいので、信頼できる住宅メーカーによって建てられた高気密高断熱の家を選ぶことがきわめて重要です。

高気密高断熱の家にするべきか迷っている場合は、気になる住宅メーカーに相談してみましょう。この記事を参考に、理想の家を実現できる住宅メーカーを見つけてください。

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