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2×4工法（ツーバイフォー）とは？工法の特徴やメリット・デメリットなどを解説
ハウスメーカーや工務店のサイトでよく見かけるのが、ツーバイフォー工法という言葉です。アメリカやカナダでは木造住宅のほとんどがツーバイフォー工法で、世界各国でも広まっています。
日本でもツーバイフォー工法で建てた注文住宅が増えていますが、「そもそもツーバイフォー工法ってどんなもの？」と思っている人もいるのではないでしょうか？
家を建てる際、どの住宅メーカーを選ぶかも重要ですが、どの工法を選ぶかも重要です。この記事では、ツーバイフォー工法はどんな工法か、わかりやすく解説します。家づくりの予定がある方は、参考にしてください。
ツーバイフォー工法の特徴
ツーバイフォーは主に北米で普及している木造建築工法の一つで、日本では「枠組壁工法」とも呼ばれています。
日本の伝統的な工法である木造軸組工法ではさまざまな種類の木材を使用するのに対して、ツーバイフォー工法では規格化された木材を用います。木造軸組工法との大きな違いは、線で家を組み立てるイメージですが、ツーバイフォー工法は面で組み立てる点です。
それではツーバイフォー工法の特徴を見てみましょう。
ツーバイフォー材を使用する
ツーバイフォー工法では、規格化されたツーバイフォー材やそれに近い規格材を使用して、壁や床、天井など建物の骨組みを作ります。この材料は、均一な品質と加工のしやすさが特徴です。
モノコック構造
ツーバイフォー工法では、壁、床、天井が一体となった「モノコック構造」を採用しているのが大きな特徴です。この構造により、建物全体で外部からの力を分散させることができます。これが耐震性や耐風性の高さにつながっています。
ツーバイフォー工法のメリット
ツーバイフォー工法には、どんなメリットがあるのでしょうか？ここでは、主なメリットを5つご紹介します。
工期が短い
ツーバイフォー工法では規格化された材料を使用するため、作業が効率化されて工期が短縮できます。現場では組み立てて仕上げるのみで、一般的な在来工法よりも工期が短いのが特徴です。プレカット材を使用すると、さらに工期を短くすることができます。
材料費や作業の効率化によって、建築コストを抑えることも可能です。無駄な材料を出しにくく、経済的な工法とも言えるでしょう。
気密性が高い
モノコック構造により、隙間が少なく気密性が高い建物を実現。これにより、冷暖房効率が向上し、快適な室内環境を維持しやすくなります。また、高い気密性は、遮音性を高めることにもつながります。
耐震性に優れている
壁、床、天井が一体化した構造により、地震時の揺れを建物全体で分散して吸収します。地震大国である日本では、耐震性に優れている家を建てることがきわめて重要と言えるでしょう。
東日本大震災や阪神・淡路大震災でも、ツーバイフォー住宅は地震被害が少なく、耐震性が高いことが立証されています。
火災に強い
ツーバイフォー工法の建物は、火災時の延焼を防ぐ防火性能が高いと言われています。万が一火災が発生しても、天井裏や壁の内部の温度が上昇しにくいため、構造材が着火点に到達するまでの時間を遅らせることができるのです。
屋根裏の空間を有効活用できる
ツーバイフォー工法には、屋根を支える骨組みが不要です。屋根裏はシンプルな構造のため、書斎にしたりキッズスペースにしたりと有効活用できます。明るい空間にしたいときは、屋根裏にドーマー（小さな三角屋根などが付いた窓）を設置するとよいでしょう。
ツーバイフォー工法のデメリット
ツーバイフォー住宅にはメリットがある一方で、デメリットもあります。ツーバイフォー住宅を建てたいと考えている方は、メリットとデメリットの両方を把握しておきましょう。ツーバイフォー工法のデメリットは、主に2つあります。
構造体のコストは削減できない
ツーバイフォー工法では、構造体に使用できる部材がJASまたはJIS基準をクリアしたものに限定されています。したがって、構造体のコストは削減できません。コストを削減したい場合、構造体以外で削減できるものを見つける必要があります。
自由度が低い
構造上の制約が多いのが難点で、間取りやデザインの自由度が在来工法と比べて低くなりやすいです。部屋数を減らして広い間取りにしたり、変形部屋にしたりするのは難しい可能性があります。特に大空間を作るのが難しい点が課題と言えるでしょう。
また、ツーバイフォー工法は壁で建物全体を支えるため、大きな窓や開口部を設けるのが難しく、デザインに制限が生じる場合があります。
ツーバイフォーについてご覧になっている方は、こちらの記事も読んでいます。もしよければご覧ください。
家づくりで知っておきたいこと！木造工法別デザインカタログ【神奈川編】
ツーバイフォーでおすすめの住宅メーカー
ここまで、ツーバイフォーについてご紹介してきました。最後に、注文住宅を建てたい方に向けて、当メディア注目エリアの横浜市でおすすめの住宅メーカーをご紹介します。
1.株式会社マルビシ
| 会社名 | 株式会社マルビシ |
| 本社所在地 | 〒226-0026 神奈川県横浜市緑区長津田町2996番地 |
| 電話番号 | 045-981-4501 |
| 設立 | 1972年11月 |
| 対応可能エリア | 横浜市を中心とした神奈川県、東京都 |
| 公式サイトURL | https://www.marubishi-2×4.co.jp/ |
株式会社マルビシは1972年に創立した工務店で、2×4住宅を専門に9,000棟以上の注文住宅を手掛けてきました。大手ハウスメーカーの施工会社としての歴史が長く、工務店価格で大手メーカーに劣らない品質の注文住宅が手に入ります。
デザイン性に優れた注文住宅を適正な価格で提供することを強みとしており、スタッフの質も高いと好評です。顧客の意見を取り入れてこだわりを実現することも得意です。
デザインや性能にこだわりたいけど予算も抑えたい方、理想の注文住宅を建てたい方を探している方にとって、株式会社マルビシは理想的な選択肢となるでしょう。
もっと詳しく株式会社マルビシについて知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
マルビシの口コミ・評判は？坪単価や施工の特徴まで紹介
株式会社マルビシの注文住宅をおすすめしたい人
特に、下記のようなニーズや考えで注文住宅を建てたい方には非常におすすめだと言えるでしょう。
- 施工技術やデザインにこだわりたい人
- 迅速な対応を求める人
- 高いコストパフォーマンスを希望する人
- 高性能住宅を建てたい人
- 高気密高断熱の家を建てたい人
株式会社マルビシの注文住宅が気になった方は、ぜひ一度公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。
【クリック】株式会社マルビシの公式サイトを覗いてみる
2.アクティエ（ネクストイノベーション株式会社）
引用元：アクティエ（ネクストイノベーション株式会社）公式サイト
| 会社名 | ネクストイノベーション株式会社 |
| 本社所在地 | 〒160-0023 東京都新宿区西新宿一丁目6番1号新宿エルタワー2階 |
| 電話番号 | 03-4589-5557 |
| 設立 | 2014年6月 |
| 対応可能エリア | 東京都立川市・八王子市を中心とした多摩エリア全域及び埼玉県南部エリア、神奈川県北部エリア・愛知西部・東部エリア |
| 横浜エリアの拠点所在地 | 〒224-0001 神奈川県横浜市都筑区中川１丁目４−１ |
| 電話番号 | 042-595-9911 |
| 公式サイトURL | https://www.actie.jp |
アクティエ（ネクストイノベーション株式会社）は、完全自由設計と高品質な施工が特徴の会社です。最高等級の断熱性能で、夏は涼しく冬は暖かい、1年中ずっと快適な高断熱の家を実現。冷暖房コストを最小限に抑えられる、省エネの住まいです。
ニーズを丁寧にヒアリングして不要なコストを省くことで、顧客満足度の高い住まいづくりを可能にしました。地震などの災害に強い住まいづくりも追求しており、災害に強く木のぬくもりも楽しめる在来軸組工法を採用しています。
もっと詳しくアクティエ（ネクストイノベーション株式会社）について知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。
アクティエの口コミ・評判は？坪単価や施工の特徴まで紹介
まとめ
ツーバイフォー工法は、高い耐震性や耐火性、気密性や遮音性に優れた工法です。自由度が低いなどのデメリットはありますが、安心・安全を重視したい方や後々のリフォームプランをしっかりイメージできている方におすすめです。
住宅工法は、一度決めたら後から変更することはできません。ツーバイフォー工法のメリットやデメリットを正しく理解したうえで、家族のライフスタイルに最適の工法を選びましょう。
ツーバイフォー工法が自分に合っているかわからない場合は、担当の工務店に相談しましょう。この記事を参考に、理想の家を実現できる住宅メーカーを見つけてください。
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